泣かせるラグリマか!?泣きを見るラグリマか!? 低音弦でのノイズの減らす方法 クラシックギターレッスン

今回のレッスンは低音弦でのノイズについてです。

以前ガイドフィンガーについての動画がありましたが、基本的に使えるのは1~3弦で、低音弦では弦に触れたままポジション移動するとノイズが出てしまいます。

特に先程弾いたラグリマのような柔らかい曲で弦のノイズが出てしまうと曲の雰囲気が台無しになってしまいます。

そこで指を浮かせて移動するノイズを減らす練習方法を紹介したいと思います。

僕自身もギターを始めた頃は全然気にしなかったのですが、音楽を考えるにつれ気になり始めました。

以前とある巨匠ギタリストからマスタークラスを受けたときに、僕の演奏にノイズが鳴りすぎて「君はギターの中にネズミを飼っているの?」と言われた事があります(笑)

そんな訳で少しずつ直していきました。

指を浮かかせたり指の腹を使ったり工夫しながらノイズを減らすのですが、今回は指を浮かせて移動する練習方法を紹介したいと思います。

ノイズを出さないための動作を3つに分けて考えていきます。

  1. 指を真上に浮かせる
  2. 移動する
  3. 弦を押さえる。

この3つです。

ノイズは弦に触れた状態で横に移動してしまうのが原因なのでそれをなくしていきます。浮かせる時に斜めに離さないないようにしましょう。

一つ一つの動きができたら、これを一つの動作で出来るようにしていきます。

ノイズを減らすテクニックを紹介しましたが、何より大事なのは、ノイズをノイズと感じて改善しようとする耳と気持ちです。

結構難しいのでゆっくり日々の練習で少しずつ意識してみましょう。