綺麗なハーモニクスを出すコツ (クラシックギターの名曲、バリオス作曲「フリア・フロリダ」解説)

今回のレッスンはハーモニクスについて

バリオス作曲のフリア・フロリダの最後の部分を抜き出して解説していきたいと思います。

先日レッスンでは

どの場所を使ってハーモニクスをすればいいのか分からない生徒さんがいました。

そこで今回は

この曲で使われるハーモニクスの場所の確認をしつつ、

綺麗なハーモニクスの出す為のコツも紹介したいと思います。

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まずはハーモニクスの場所を確認していきましょう。

フリア・フロリダで使う場所です

5弦12F

4弦12F

6弦9F

4弦7F

3弦7F

2弦7F

4弦3F

3弦3F

6弦4F 4~3弦7F

僕は3フレットナチュラルハーモニークス使いましたが、オクターブハーモニクスを使う場合も多いです。

場所を確認したら今度はハーモニクスのコツです

左手の注意ポイント3つに絞って解説していきます

1つ目のポイントは

ハーモニクスの触れる場所を正確にすることです。

12、7、5フレットはフレットの真上に指を触れるとクリアな音が出ます。

9、4フレットは少し左、3フレットは少し右です。

2つ目のポイントは

弦を押さえ過ぎないことです

弦への力加減は、ほんの少し触れる程度にしないとこもった音になります。

3つ目のポイントは

弦に触れる指の面積を少なくすることです。

指の全部の面を当てないようにしましょう。すべて当たってしまうとポイントが広くなって正確なハーモニクスの場所ではなくなってしまいます。

できるだけ触れる面積を少なくするとクリアな音が出しやすいです

右手に関しては、

ブリッジ寄りで弾くとクリアな音が出やすくなります。

この動画の練習をして

基本的なハーモニクスのやり方はわかったけど、

いまいち綺麗に出ないなぁと言う方は

是非これらを試して取り入れてみてください。

きっと今よりクリアな音が出るはずです。